上野原市について
上野原市の位置・地形
上野原市は2005年2月13日に、北都留郡上野原町と南都留郡秋山村が合併して誕生しました。山梨県の最東端に位置し、東は神奈川県相模原市、北は東京都檜原村、南は南都留郡道志村、西は大月市に接しており、首都圏から山梨県への東の玄関口の役割を担っています。
市を囲むように豊かな山林に恵まれ、幾本も流れる河川沿いに集落が点在しています。また、市内を縦横に流れる桂川、鶴川、仲間川やその支流などの多くの河川の浸食・堆積作用によって形成された河岸段丘は全国的に有名です。
上野原市の中心は旧甲州街道上野原宿周辺に発展しています。これは河岸段丘の最上段にあたり、上野原市内で最も平らな土地が開けているところです。
上野原市の文化・歴史
上野原市には約2万年前の旧石器時代、西原地区の中群に定住者がいたことがわかっています。その後縄文時代には桂川沿いなどにムラができ、古墳時代にはいくつか墳墓も作られました。鎌倉時代から戦国時代にかけては幾度かの合戦も行なわれるなど、日本の一部としての歴史を築いてきました。
文化財では、推定樹齢800年以上の国定天然記念物「上野原小学校の大けやき」をはじめとする樹木や、旧甲州街道の遺構などが多くあります。
古守豊甫先生によって紹介された「長寿村 棡原」(棡原地区)は有名です。また、ゆずワインや古くからの名物である酒まんじゅうなどが特産です。
詳しい歴史は
上野原の歴史
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上野原市の交通
山梨県の最東端に位置するため、市内を通るJR中央線、中央自動車道、国道20号等は、多くの利用者がいます。鉄道では、JR上野原駅・四方津駅の2駅があり、朝夕は東京や神奈川への通勤・通学等に多くの乗客が利用し、特に上野原駅は県内で甲府駅に次いで2番目に利用者の多い駅です。高速道路は、上野原市内部分での渋滞緩和のための6車線化工事が完了し、上野原I.C.の交通量も、1991年に比べ、1日平均約2千台近く利用車が増えています。
ヤフー路線情報
上野原市の産業
かつて工業の中心であった甲斐絹を中心とする織物業は衰退し、現在は電気機械器具部品、プラスチック部品等の製造業が発展しいます。首都圏に隣接する有利な立地条件や交通網の整備・発達により、上野原工業団地、上野原東京西工業団地には多くの県内外の優良企業が進出しています。
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